茶色の萼が羽根つきの羽根の形の「ハナゾノツクバネウツギ」のお花畑

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茶色の萼が羽根つきの羽根の形の「ハナゾノツクバネウツギ」のお花畑

 道路の植栽や、垣根などに白い小さな花がいっぱい咲いているのを、みなさんも見たことがあると思います。
車で走っていても、植栽にたくさん小さな花が咲いているのを見かけます。その花は、かなり長い期間咲いています。何という、どんな花なんだろう、とても気になっていました。小さな花がたくさん咲いてとても可愛らしい、ハナゾノツクバネウツギのお花畑のお話しをいたしましょう。
 

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どんな花?!

 
 ハナゾノツクバネウツギは花園衝羽根空木と漢字で書きます。この漢字を見ると、とても難しそうな名前に見えてきました。それで、チャンと調べてみることにしました。名前の由来の「ツクバネ(衝羽根)」は、花が落ちた後の茶色の花の萼が、羽根つきの羽根の形をしているところからきているようです。写真を見るとよく分かると思います。茶色の5枚の萼が広がって、羽根のようですね。これには、とても納得しています。最初に出てくる「花園」は、どうしてついたのかは、分からなかったんですが、私の個人的な感想からですが、見るからに花園という姿からではないでしょうか。あくまでも、私の個人的な感想です。「空木(ウツギ)」は交配した種が空木だったからですね。こういうことから、ハナゾノツクバネウツギと命名されたのだと想像されます。何度も言いますが、一個人の独善的な見解です。申し訳ありません。


ハナゾノツクバネウツギは、中国原産シナツクバネウツギユニフローラとの交配品種で大正時代の終わりころに、わが国に入ってきているようです。花の時期が長く5月から11月くらいまで咲いています。それに、乾燥にも結構強いので、道路の灌木や生垣に使われることが多いようですね。

関東以西で

 
 ハナゾノツクバネウツギはスイカズラ科ツクバネウツギ属の半常緑低木です。アベリアの名前で良く知られています。植栽として使われますが、気温の関係からか関東以西の地方で使われているようです。
単調になってしまう、道路の端や生垣を、いっぱいに咲く小さな花で楽しくしてくれています。この働きはそこを通過する人達に、良い影響を与えてくれていると思います。ハナゾノツクバネウツギはたくさんの小さな花で、私たちを和ませ、無味乾燥のアスファルトの道を、随分気持ちの良いものにしてくれていると思います。大切なお花の一つですね。

ハナゾノツクバネウツギに詳しいページがあります。松江の花図鑑さんのハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)をご紹介します。

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感想(13件)

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