白い花

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外来種

冬に綺麗な花を咲かせる「スイセン」は、ホントはよその国の花だった!!

冬に咲く美しいスイセン(水仙)は、昔々地中海沿岸地域から中国を経てわが国に渡来した外来種です。わが国の固有種と思われるほど、冬から春になくてはならない花です。愛される花なんですが、実は、有毒で毎年のように誤食がニュースなったりします。
外来種

小さな白い花びらが、反り返って咲いている「アメリカイヌホオズキ」

道路脇や田んぼの畦などに、花びらが反った白い小さな花がまとまって咲いているのを見かけます。アメリカイヌホオズキ(亜米利加犬酸漿)の花です。アメリカイヌホオズキは繁殖力が高く拡散し、群生してわが国の希少種や固有種などの植生に影響する恐れがあります。
外来種

小さな黒い実を想像しがちですが、お花も面白いヨウシュヤマゴボウ!

ヨウシュヤマゴボウ(洋種山午房)はヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の多年草。北アメリカ原産で明治初期にわが国に流入し各地で野生化。在来種のマルミノヤマゴボウは山中で咲き、市街地のはほぼヨウシュヤマゴボウ。このヨウシュヤマゴボウには、根と種に強い毒性がある。
採取

秋も深まってくると美味しくなる山の幸 「ムカゴ」を採りに行こう!

ムカゴ(零余子、珠芽)をご存じの方は少ないかもしれませんが、秋も深まって木々の葉っぱが色付いてくると食べごろになる、ヤマノイモのつるの途中に出来る小さな丸い実みたいなものです。ムカゴは植物の栄養生殖器官の一つで、脇芽が養分を貯えて大きくなったものです。
知識のお花畑

ちっちゃな白い花を咲かせる、ニラはネギ科、ユリ科、ヒガンバナ科のどれ

分類の仕方の違いだったのです。どういうことかというと、少しだけ古典的な分け方でいうとニラはユリ科となります。近年、ゲノム解析が取り入れられてネギ科の扱いとなったものの、最近はヒガンバナ科が有力とする分類の仕方となっているようです。
在来種

鎌倉時代初期の歌人、藤原定家が名前の由来「テイカカズラ」のお花畑

春に5枚羽根のプロペラのような白い花を咲かせる、とても特徴的なテイカカズラのお花。テイカカズラの名前の由来は、鎌倉時代の歌人の藤原定家が愛する式子内親王の死後、葛となって彼女の墓にからみついたという能の「定家」にもとづいているようです。
在来種

放つ悪臭の”メルカプタン”が名前の由来「ヘクソカズラ」のお花畑

ヘクソカズラは漢字で書くと、屁糞蔓と書きます。何故この残念な名前かというと、その臭いにあるようです。この可愛らしい花は、茎や葉っぱをもむと鼻をつまみたくなる程の悪臭がします。これは、メルカプタンという揮発性の物質のせいで名前がついたようです。
外来種

茶色の萼が羽根つきの羽根の形の「ハナゾノツクバネウツギ」のお花畑

ハナゾノツクバネウツギは、中国原産のシナツクバネウツギとユニフローラとの交配品種で大正時代に流入。花期が長く5月~11月頃まで。乾燥に強く道路の灌木や生垣に使用。スイカズラ科ツクバネウツギ属の半常緑低木で、アベリアの名で知られます。
在来種

小さな白い花をたくさん咲かせ、年中変わらず緑色のノシランのお花畑

木陰などの少し暗い所で、白い小さな花が鮮やかに目立って、浮かび上がって見えます。ノシラン(熨斗蘭)は、東海地方より以西の林の中や、林の縁の木の根元などに自生しています。キジカクシ科ジャノヒゲ属の多年草で、わが国に元々生えている在来種です。
在来種

夜に白い糸をなびかせた幻想的な花を咲かせる、キカラスウリのお花畑

白い細長い糸をたくさんたなびかせたような幻想的なキカラスウリの花。キカラスウリ(黄烏瓜)は、ウリ科カラスウリ属のつる性の多年草で、わが国の全土のやぶなどに普通に生えている在来種です。夜になると花を咲かせ、次の朝もそのまま咲き続けます。
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